アラフォー、アラフィフのお悩みを自然療法で和らげるこいたひろみです。
40代後半になって身に染みた膝の関節痛。以前友達が階段が辛いと言ってたのを
思い出しました。体重が増えてきたのが原因かな?って思っていましたが、どうも
それだけではないようです。あなたは膝の痛みや肩、腰の痛みはありませんか?
今日はその原因と対処方法についてお話していきます。
目次
関節痛って?
更年期の症状と言ったら、ホットフラッシュが多いと言われますが、その次に上がって
くる症状に関節痛があります。この時期の関節痛の原因は若いころの成長痛の痛みとは
違って、加齢やエストロゲンの減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、
関節内の水分減少、更に血液の循環が悪くなったりすることによって関節痛が起こると
いわれています。
こんな症状ありませんか?
今のところ膝の痛みはないわって思ているあなたへ。関節は膝だけではありません。
膝以外に肩やひじ、指の関節、手首足首…。こんなことはありませんか?
- 階段が辛い
- 正座がしずらい
- ほおずえをつくと手首が痛い
- 肩を回すと痛い、上まで手が上がらない
- ヒールをはくことが億劫
- かかとをつくと痛くて歩きずらい
などなど。これらの症状もこの更年期からきている可能性があります。ただし、
関節痛の原因は更年期だけとは限らないと日本女性学会でも言われています。
主な病気に関節リウマチ、変形性関節症、全身性エリテマトーデスなどの疾患も
隠れている場合もありますので、一度病院に受診することをまずはお勧めします。
どんな病院に行ったらいいの?
まずは痛みが肩や膝であれば整形外科を受診するといいでしょう。そこでレントゲンや
採血をして痛みの起こっている原因を調べてもらいといいでしょう。そこで原因が
分からない場合は整形外科の先生に相談して整形外科の領域以外で考えられることは
何か聞いてみるといいでしょう。それでも原因が分からない場合は対処療法と次で
お話しする栄養素や自然療法(クレイやアロマテラピー)などを使用してみるのも
いいかもしれません。
関節痛が起きたらどうしたらいいの?
一般的な痛みの対処方法
一般的に痛みがある場合、対処方法にも2パターンあります。あくまでも病院に受診して
問題ない、様子観察と言われた場合の事をお伝えします。私は医師ではないので
診断はできません。なので、あくまでも私の今までの経験からお伝えしています。
- 炎症がある場合(熱をもっている)
この場合は腫れていたり、触ると熱感を持っている場合の事を指します。捻挫したり
すると、痛みと同時に足首が張れて熱くなりますよね?この場合は急性の状態を表して
います。対応としては『冷やす』ことが重要になってきます。
- 痛みがある場合のみ(熱を持っていない)
この場合の特徴は熱を持っていないところがポイントです。炎症というワードで分けると
対処方法が若干違ってくるからです。痛みも炎症の一つであるからです。
赤くなったり、熱感がなくて痛みや腫れが続いている場合は対応としては『温める』
ことが重要になってきます。これは血流を促して修復をするという意味です。
その他の対応方法
病院に受診すると、たいてい鎮痛剤とまたは消炎剤、そしてビタミン剤が保険診療として
処方されます。鎮痛剤に関してはまた後日お伝えするとして、自然療法を扱っている
私としては、「どうぞ、処方されたお薬を飲んでください」とは一概に言いません。
逆に使っちゃダメと言っているわけでなく、どうしても痛みが治まらなくて辛いので
あれば、使うのもありだと私は思います。私の場合はどうしても痛い時はクレイや精油を
使います。
- クレイを使う場合
腫れがある場合や熱をもっている、痛みがひどい場合はクレイでもグリーンイライトで
パックを数回します。熱がなくなったらイエローイライトで2日に1回のペースで
パックをします。クレイパックの仕方はこちらをご覧ください。
- 精油を使う場合
精油は薬理作用がるので、ちゃんとした知識を持って使えば安心してそしてパワフルに
活用ができます。また精油単品では使用できないので、ジェルや植物油(ホホバオイルな
ど)で混ぜながら使用するのが一番安全です。また、その人に合う精油がきちんと見つか
ると効果はかなり期待できると思います。どんな精油を使っていけばいいか、
あなたの体質を見ながら精油をチョイスできるお店を探しましょう。
私がお勧めする実施店は全国にあるのでさがしてみてください。
ちなみに私も関東地区で掲載されているので探してみてください。
実は、関節痛などの痛みの原因は活性酸素が関係している!
活性酸素ってなあに?
あなたは活性酸素って聞いたことがありますか?人間の体は約60兆個の細胞からできて
いると言われています。その細胞は各臓器で栄養や酸素をもらいエネルギーに変えていく
過程で活性酸素というものが発生します。呼吸をするだけでも2%の活性酸素が発生する
とも言われています。これを簡単に言うと酸化と言います。つまり呼吸をすることで
酸化もするという事です。酸化というのは、例えばリンゴを切って酸素に当たると茶色く
なりますよね?あれが酸化です。
痛みは酸化が原因
酸化は呼吸をしている限り発生します。それ以外にもストレス、たばこ、紫外線などでも
酸化が起こります。そうなると体は抗酸化と言って酸化しないように体から様々な抗酸化
物質を備えています。しかし、20歳をピークに抗酸化物資は急激に減少していくとも
言われていて、日本人の70%が抗酸する力が弱いというデーターもあるほど。
抗酸化がしずらくなると体には活性酸素がたまり始めます。そうなると
- 疲れやすくなる
- 白髪が多くなる
- シミ、しわが増える
だけでなく、酸化がさらに進むと
- がん、糖尿病
- アルツハイマー
- 関節リウマチ
- 心疾患(心筋梗塞、心不全、動脈硬化)
などを起こす可能性が出てくるというわけです。
子供や若いころに関節痛やシミやしわ、白髪、心筋梗塞、アルツハイマーが少ない
というのは納得がいくと思います。つまり老化(痛み)=酸化という事
なのです。
酸化を防ぐには抗酸化作用の栄養素と睡眠、運動が大事
酸化が進むと様々な老化が起こることが分かりましたね。では、その老化を防ぐ方法は
ないのでしょうか?抗酸化作用は年々減ってきますがゼロではありません。なので、
酸化を防ぐには抗酸化の栄養素と睡眠、運動が必要になってきます。
- ビタミンA 主な食材:人参、ホウレンソウ、モロヘイヤ、卵、海苔
- ビタミンC 主な食材:赤ピーマン、アセロラジュース、ブロッコリー、いちご
- ビタミンE 主な食材:かぼちゃ、アーモンド、めんたいこ、赤ピーマン
- オメガ3 DHA,EPAなど主に青魚、亜麻仁油、シソ油、チアシード
そして栄養素の他に質のいい睡眠が重要でもあるのです。
老化(酸化)を防ぐための良い睡眠とは成長ホルモンをだすこと
老化には抗酸化作用の栄養素の他に睡眠が大事になってきます。睡眠のゴールデンタイム
という言葉を聞いたことがりますか?睡眠のゴールデンタイムは夜の22時~2時までの
事をいいます。同じ睡眠時間でも、この時間に眠れているのと、眠れていないとでは
体の修復力が違うと言われています。この時間がなぜゴールデンタイムかというと
この時間に成長ホルモンが分泌されるからです。大人になっても成長ホルモンは出ていて
このホルモンは細胞を修復すると言われています。成ホルモンが分泌されなくなると
代謝や体の修復がしにくくなり、老化の原因にもなりかねません。その成長ホルモンを
出すためには3つの事が大事と言われています。
- 運動(筋トレ)
- アルギニン、リジン(ゆで卵やアーモンドに含まれる栄養素)
- 質のいい睡眠
と言われています。だから成長ホルモンが重要になってくるのです。
老化(酸化)防止に欠かせない運動も大事
先ほど成長ホルモンを出すためには筋トレが大事とお伝えしました。酸化を防ぐ
もう一つ欠かせないのは適度な運動です。10代のころのような激しい運動は
更に活性酸素を発生させてしまい、同時に筋肉疲労も起こしやすく逆効果になりかね
ません。また遺伝子情報によっても運動の方法が違ってきますので、まずはストレッチや
ウォーキング、軽いジョギングをお勧めします。適度な運動は良い睡眠にもつながって
きますので、ぜひ心がけましょう。その為には
- 無理をしない
- 毎日でなく一日置きから始める
- 一度に長く運動しない
- これらを心がけながら、自分に合った運動法を見つけていきましょう。
アラフォーが起こしやすい関節痛の原因は酸化だった まとめ
いかがでしたか?アラフォーの関節痛の原因は活性酸素による炎症でした。
この原因を解決するのは抗酸化が必要でしたね。酸化を防ぐには抗酸化の栄養素
(ビタミンエース=ACE)、成長ホルモンを出す、質のいい睡眠と適度な運動を心がけて
酸化しない体を作っていきましょう。